音響用ハーネス製品の製作を承っております。

SAL-SERIES [01, 02]

SAL_SERIES

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SAL-SERIES

 少しぶりにですが新しいIEMケーブルをお贈りいたします。この度、芝音研としては初めてフラグシップのIEMケーブルを新しくラインナップに加えさせていただきます。フラグシップとはいえ今までとコンセプトは大きく変わるものではありませんが、基礎性能に特化してよりシンプルなものを目指してケーブルを作り続けて来ました。

 今まではフラグシップとしては納得の行くものが中々できずにいましたが、2012年に現在のコンセプトのIEMケーブルを作り始めてから7年になりようやくお贈りできるものが1つ仕上がりました。ケーブル名も今までは名前に意味をもたせて、コンセプトや音のイメージをお届けしてまいりましたが、フラグシップモデルでは基礎性能で勝負したいため無機質かもしれませんが型番での展開となります。

 型番の末尾を01のように数字にした理由は、電線が極めて優秀ではんだ次第ではキャラクターの異なるケーブルを作れることも見込んでいます。ですが、お手持ちのIEMを大事に長く使っていただき楽しんでいただきたいという考えもあるため展開するスピードは遅くなると思います。どちらにしても長くお使いいただけるものをと考えておりますので、ご承知の上でご検討くださいましたら幸いです。SAL-01/02の概要について以上となります。

ケーブルの基本コンセプトと個別の特徴

SAL-SIRIESのコンセプトは下の通りになります。
・全帯域のバランスがよく自然なリスニングができる
・解像度が高く定位も良好であること
・低音/高音ともにレンジが広い
・音の粒感を感じないほどに細やかで静寂
・壁を感じさせない音場感

 SALシリーズには従来のシリーズと同じようにフッ素系皮膜の銀メッキ線を使用しています。カテゴリーの上では似たような特徴を持っていますが、ケーブルが出す音の基本性能は大きく向上しています。

 銀メッキ線といえば銅の上に銀が乗る状態で純銅線と比べて薄口になり、当方のIEMケーブルにおいては音がシルキーになる傾向がありました。純銅特有の濃い口な音とバランスの良さが薄まるためハンダをつかい調整しておりましたが、新しい電線におきましては銀メッキ線のもつシルキーさや解像度の高さがありつつも、銅のような豊かな中音域がでる特色があります。同時に、音の定位感に力みもない状態で明瞭にでるようになり音の情報量も増えて全帯域で厚みのある音となっております。

 優れた基礎性能をもつ電線のためハンダの選択肢が広がり、過去のケーブルで使うことのできなかったハンダをプラグ側に使いSAL-SERIES固有の帯域ごとのバランスの良さと心地よい聴き心地を下地においております。電線は過去モデルと比較して気持ち太くなりましたがUndineやThemisよりしなやかで、Orpheusよりケーブルに癖が付きにくいものとなっております(総合的な取り回しの良さはOrpheusが勝ります)。過去のケーブルにない特徴によりIEMにとどまらずポータブルタイプのヘッドホンにも不足のない基礎性能で音を提供できるようになったかと思います。

 ただ、音の良さは基礎性能だけでは語れずに音の好みに合わせてデザインしていくことも不可欠です。2019年の3月にケーブルが完成した時点はSAL-01をメインとしておりました。ヘッドホン祭等の機会で試聴にご協力いただきまして、基礎性能に満足される声をいただきつつも、音の好みではThemisもよいとの声をいただくこともありました。音楽鑑賞の時間をより良いものにするためにも「基礎性能✕音の好み=音楽鑑賞のクオリティ」の発想が大事ではないかと感じております。

 この発想においては、極端な例として音の好みの度合いが0となると音楽鑑賞のクオリティも0となり、満足のできない音楽鑑賞となります。これが意味することはどこか1つの項目に偏っても音楽鑑賞のクオリティが上がらないということです。ボトルネックとなる箇所をなくしつつも全体のクオリティを高めていくことが欠かせません。

 高いクオリティの実現のために、基礎性能の部分には今回のフラグシップのSALシリーズを当てはめ、IEM側のハンダのカスタマイズを01, 02と番号で展開していく構造を撮っております。記載した2019/06/13時点では01, 02の2種類で十分と考えておりますが、今後の予定としましては音楽や機材・好みのトレンド変化に合わせて長いタームで横展開(03, 04…)を考えております。

 また、横展開に左右されずにケーブルを使い続けたい方もいらっしゃるかと思います。ご購入頂いたユーザー様を対象にお好みにあう1本をカスタマイズモデルをメンテナンスをしてご提供していき、より質の高い音楽鑑賞に貢献できたらと密かに考えております。ぜひ、フィードバック等をいただけましたら幸いです。

SAL-01

・APOLLOをイメージしたカスタマイズ。豊かな中音域と繊細な高音で全体域のバランスが良好(ヘッドホン祭持参品)。
 銅入りのハンダを使用して銀メッキ線でありながらも銅線寄りの豊かな中低音を実現しました。APOLLOと比較しましても低音よりの中音域の解像感を中心に強化され、より優れたバランスで再生できるようになりました。銅系の音やAPOLLOがお好きな方、01-02で決めきれない方におすすめします。

SAL-02

・Themisをイメージしたカスタマイズ。01と比較してフラットでスッキリしたサウンド(Themis派の方に向けたモデルです)。
 銀入りのハンダを使用して銀メッキ線の音をストレートに表現しています。01と比較してフラットなサウンドですが、Themisと比較して全帯域に渡りやや柔らかい音となり情報量も増加しております。スッキリとフラットなサウンドやThemisがお好きな方におすすめいたします。

商品の仕様

製品名:SAL-01/02
長さ:全長約120cm(ハンドメイドで多少の誤差はございます)
分岐長さ:39~42cm
プラグ:下記オプションを参照
コネクタ:下記オプションを参照
色:黒チューブ
納期:材料発注より6週間~12週間
修理対応:有り(プラグ・コネクタの交換・改造・01←→02への作り替えなど承ります。)
基本料金:¥36,000

プラグ
・3.5mm3極(¥0)
・3.5mm4極(¥800)
・2.5mm4極(¥800)
・4.4mm4極(¥2,000)
・その他(ご相談くださいませ)

IEMコネクタ
・2pin(¥0) ※埋込対応
・mmcx(¥0)
・Fitear(¥2,800)
・UE埋込(¥1,500)
・qdc/旧UEコネクタ(¥1,500) ※埋込非対応
・その他(ご相談ください)

◎フラグシップモデルにおけるケーブルワイヤーについて
 下位モデルでは耳掛けワイヤーオプションを設けておりますが、SAL-01では設けておりません。細心の注意を払い耳掛けワイヤーの処理をしておりますが自社製・他社製問わず耳掛けワイヤー部分の破損による修理が生じる状況があります。高価な商品に追加の費用を費やして修理リスクを増やすことは、長く安心して使い続けるコンセプトに反すると考えております。ワイヤーを使わずとも、スライダーを使うことによりタッチノイズの抑制や快適な装着感を実現しております。そのため、ご不便をおかけしますがフラグシップモデルにおきましては原則ワイヤーの対応は無しとさせてください。

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